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ユタの資質と思われる数名の方の聞き取り調査・福先生

この記事は約25分で読めます。

あやかさんの話

・あやかさんは29歳で、奄美大島で生まれ育った。何回か内地でくらした。今は父の具合が悪いので島に帰っている。東京に4年半いた。2月に島に戻るきっかけができた。戻ったきっかけだが、あやかさんはタレントを目指しており、映画「神のうた」のオーディションを受け、うかった。東京で受かったのだが、島で撮る。島唄に関係する内容だ。嘉徳なべ加那(シマウタの主人公)や浦富(シマウタの主人公)の実家にいく。元々、スピリチュアルなものやユタガミに関心がある。

・ユタガミは身近だ。自分の亡きオバはユタガミだった。会ったことはない。

・東京ではオーディションを受けたのだが、時期的、環境が東京にいさせてくれない。引っ越したり身内が精神的におかしくなり、自分にもかかってくる。寮の費用が上がる。自分は変わらないのだが、小さい頃の情景や島の景色が見えてくる。オーディションがきっかけ。島に帰りたくなる。

・東京にユタガミがいる、ということで検索したら円聖修氏がヒットした。自分の環境や父のことが聞きたかった。自分にどうしてこんなことが起こるか、聞いてみたかった。去年の12月だ。

・先祖は七か所参り(ユタの聖域の七か所を参詣すること)をしたらしい。神道具を馬に乗って探しに行く、というが今はそれをしていない。

・今の自分の状態がよくわからない。12月、島に呼ばれているような気がした。島唄を歌うと泣けてくる部分がある。

・今年の6月に円氏にみてもらった時、大泣きした。自分ではない声が出る。どこの神様なのか、言葉が出ない。身体は開放された感じ。自分で自分がやばいと思う。円氏は「大正ごろのカミサマをしていた人が、拝んで欲しがっている」という。

・ヒーリングでは夜の月、川で水の神様のところへ行き、懐かしい感じがした(という情景がうかぶ)。「帰ってきた」という思いが浮かぶ。ヴィジョンの中で落ち着き、穏やかな気持ちになる。

・霊が視えるわけではない。俳優のときは、憑依体質と思っていた。歩けなくなったりする。

・(円氏はヒーリング中、ニンジンを食べるように勧めるが)ニンジンを好きではない。食べていたら吐きそうだった。(ヒーリング中は)肉を控えろ、と言われていた。ヒーリングが終わり、食べようとしたら肉に拒否反応がでた。

・だからといって拝みたいというわけではない。なぜ私かを知りたい。拝まれたがっている人が誰か知りたい。映画、円さんと出会ったのがタイミングだ。

・自分の中で起こっていることがわかる、というとそうでもない。気になるが、どうしていいのかわからない。

・初めてお祈りをみた。水の神、海の神を拝んでいるのをみせてもらう。こういう感じになるんだ、と思う。

・ユタガミだったのは父の姉で、伯母にあたるが会ったことはない。

・父の寝言は怖い。殺気立つ。父の系統は霊感がある。金縛りにあったことがある。母の姉の夫(義理の伯父)が亡くなった時にそうなった。金縛りは何かのタイミングの時に起こる。霊媒体質か、と思う。

いずみさんの話

                           2019年10月11日聞き取り

・いずみさんは47歳。カミサマ系の人に会うと、「視える人なの?」言われる。また「幽体離脱しているの?」と言われることもある。その自覚はない。

・奄美生まれで18歳まで奄美で過ごした。湯湾で生まれた。東京へ出たが、20代の前半、体調が悪く、奄美へ帰った。東京では「今日は快晴」といっても空はくすんでいる。海も山も見えない。そんなところでは過ごせなかった。

・小学生の頃、頭痛がひどかった。体質、と思っていた。

・ヨガや瞑想をはじめる。プラーナ(スピリチュアル・エネルギー)は子供のころからみえていた。細かい光がチラチラしていた。海を見るとチラチラ霧雨が降るようにみえる。それが何か、ここ数年わかるようになる。きょうだいは姉が二人と自分と弟だ。すぐ上の姉は霊感があり、幽霊がみえる、という。

・自分は視えない人間だと思っていた。最近、父方と母方の両方にユタがいるらしい、とわかった。父方にはノロが二人いた。

・湯湾の自宅の後ろは神道だ。8月から9月にする豊年祭の振り出しは、神道のところからだ。振り出しの行列は神道のところから始まり、湯湾の土俵まで練り歩く。相撲をとる人たち、その他の装いの人達が行列する。

・湯湾の自宅には小学5年生の時に移り住む。あとでカミサマ系の人に、「そういった家系(ノロが先祖にいた)の人でないと、神道の近くには住めない」と言われた。

・小さいときには、頭の後ろでシャンシャンと鈴の音が聞こえた。円聖修氏(奄美出身のユタガミで、タロット占いやヒーリングも行う人物、東京在住)は「その音は霊格の高い人しか聞こえない」と言った。鈴の音は優しい音だ。

<一緒に話を聞いていた円氏の子神の頼子さんの発言:鈴の音はいいと思う。家の神棚にも鈴を買ってきて供えてある。娘も鈴が好きで、鳴らして「いい音」と言っている。>

・鈴の音は気にならない。どういったタイミングで鈴の音がしたかは、覚えていない。子供の時の記憶はあまりない。ポイントは覚えている。

・物作りが好き。心ここにない、無意識に歩く。ボーッとするのが好き。ハッと気づくが、すぐに忘れる。小中の頃の記憶がない。話していて目も合わせているのに、「聞いてるの?」と言われる。話していると、話の情景を想像する。映像を想像する。目は話し相手と合うが、意識が飛ぶ。想像しているのか、その話の場面を見ているのか、はっきりしない。

・4年前、瞑想、ヨガ、呼吸法をはじめる。寝入りばなの半覚醒状態の時、パンパンという銃の音や、ガシャンという音が続く。何日か続く。そして双眼鏡で上から見ている感じと、動く感じがした。山から白い砂浜と海底がみえ、遠くの海が見える。次に横になった感じとさびた金属がみえる。戦争の時のパイロット(の最後)か、と思った。特攻隊のパイロットの話を聞くと悲しくなる。前世の記憶だろうか、と思う。4、5年前からちょこちょこそんな感じがする。

・小さいころから肉が食べられない。匂いの強いものや、野菜もだめだった。たくあんと白いご飯、みそ汁はワカメと豆腐。パンも菓子パンや惣菜パンはだめで、シンプルなものだけを食べる。

・前世、尼さんだったのか?と思うことがあった。またクリスチャンだったのだろうか、と思うこともあった。十字架に惹かれた。迫害された、というイメージもあった。セメントでできた四角いところやじめじめした所が苦手なのだが、そこに閉じ込められたようなイメージがある。

・戦争の映像はドラマをみても激しく心が動く。それは前世の記憶かもしれないと考える。

・十字架に惹かれたのは、小学校の3、4年生の頃。ガチャポンをしたら、小さい十字架のネックレスが出てきた。それを見て何とも言えない気持ちになった。ずっと持っていた。19、20歳の頃、十字のものを集めた。時がたつと、前世はクリスチャンだったか、と思う。

・姉は視える人で、姉の成人した息子も視える。

・(いずみさんの)息子は視える。息子は15歳、娘は19歳で、息子は視えているらしい。夜中に何かを手繰り寄せたり、逃げ回ったりする。天井から蛇が出てきて逃げる、蜘蛛のようなものが視える、という。また、手で何かを払っているような様子もある。オーラが視えているのかもしれないが、本人が何を視ているのかわからない。部屋の隅を見上げていることがあり、もうもうしたものが視える、という。

・いずみさんは名瀬の人と結婚し、夫の実家に住む。実家の敷地に5年前、新しい家を建てる。お風呂場にオーブ(光の玉)がみえる。白い女の人が、昼間、立っていた。2メートルもの大きさだった。カミサマにみてもらったら、「自殺した女の人だ」と言われる。娘もお風呂場に行くのを嫌がる。

・娘は人の気を敏感に感じ取る。不登校気味だった。大人がたくさん来る行事は苦手だった。信頼できる人と、そうではない人をはっきりわける。人とはしゃべらない。純粋な子供たちだけだといいが、大人は色々だ。

・自閉症スペクトラムという名が息子についている。いずみさん自身は、子供の時から対人関係がはっきりしていて、気持ちにウソがつけない。息子を通し、自分もエネルギーを感じている、と思う。

・寝ている時に頭が大きくなったり、腕や足が太くなる感覚がある。自分の外に向けて大きくなる。子供の時の感覚を、今また確かめる。

・今も手作りをしている。フッと気づくと、自分の身体の中がシーンとすることがある。その時まで振動する。ブーッとするのがシーンとする。何かに集中している時、身体の中がシーンとする。車に乗っている時、細かく振動するが、それが止まる。集中しすぎている時、黙々としている時、急に身体の中がピタッと止まる。

・3年前から靈氣を始める。(靈氣は日本のヒーリング法)竜神靈氣は男性がやっている。海外も回る。あちこちでセミナーもやっている。

・去年の1月、4人家族は風邪をめったにひかず、熱も出さなかったが、夫が40度近い熱を出し、自分も下の子も熱を出した。インフルエンザだった。横になりながら息子に靈氣をしていた。うとうとしていたら、頭の後ろでパーンという音がした。その数日前、頭痛がして、戻したりした。うなっていたら、洞穴を尼さんが歩く。(尼さんは)三蔵法師のような白衣のお坊さんの姿にかわり、「受け入れます」と思う。息子に靈氣をしていたら、そんな音がする。

・その次の月、夫が実家で探し物をしていた。そうしたら、気持ち悪い写真がある、という。大浜海岸(奄美大島の海水浴場)で撮った逆光の写真だ。夫と子供たちが写っているところに女性の顔が浮かんでいる。姉と「(昔、我々の家系に)ノロがいたね」と話していた。二人いた、というノロの顔か、と思う。姉は(いずみさんの)夫の先祖か、と思う。

・知り合いの視える人、といってもボランティア的な人にみてもらったら、夫の先祖、娘が学校へ行けないこと、娘と夫との関係を心配して出てきた?という。

・ここ2、3年、娘に霊的な心配がある。娘はお盆の送り火の日、死んだ人が視える、といった。「足だけの男の人が視える」という。よく見たが、足しかみえない、と言った。

・マントラはシンボルマークだ。

・靈氣は段階がある。初級、中級とある。宇宙のエネルギーとつながる、回路をつなぐ、ということで、ヒーリングのようだ。別に学ばなくてもできる。昔から(子供の)具合が悪いところに手を当てる。つながっている人にはできると思う。「お母さんの手は魔法の手」と言われる。

・幽体離脱している、と言われることがある。ズドンと宇宙とつながっている。半分ずれている。それがズドンとつながっているのと同じか、と解釈した。自分はここにはいない、と思う。現実にはいない、と思う。現実ではなく夢の中のような感覚になる。半分はどこかに行く。行ったり来たりしている。

・朝は子供のころから苦手だった。20代、30代は寝ていない感じだった。熟睡できない。身体が重い。どこかでエネルギーを使い、疲れる。魂が動き回る。呼吸法をするようになって落ち着く。自分の体質を自覚し、現実を生きられる。

・20代は辛すぎて生きているのが疲れる、と思っていた。決まった時間に出ていき、仕事をするのができない。人並にできないのはなぜか、と思う。20代のころ、消えてなくなりたいと思うが、自殺すると親の迷惑になるので、それも嫌だった。深く落ちていく感じ。それを冷静にみている自分がいる。二人自分がいるような感覚がある。冷静な自分がいて、「死にたい」と思ってもできない。ワーッと一人で苦しくて泣くと、子供の頃の自分が浮かぶ。寂しそうに体育座りをしている小さい自分に、「一生懸命生きているのにごめんね」と謝る自分がいる。インナーチャイルドだと思う。自分で自分を癒せたら、と思う。

・東京はどこまで行っても海や山が見えないのが嫌だ。快晴、というのに空はくすんでいる。島に帰り、「ここでしか生きられない」と思う。

・息子については(学校から)「病名をつけるか?」と言われる。病名が付くと、手厚い扱いになる。「子を尊重する」となる。卒業までそれでやっていこう。

・上の子はなんでかわからないけれど、学校へ行けない。通信制の高校に移った。もうじき卒業できる。娘は生きることに積極的でない。疲れる、という。

・靈氣を始めた頃、空海の名が目に付く。靈氣とつながる感じがする。姉が京都、夫の甥も京都、結婚式に京都へ行く。靈氣の先生が「鞍馬寺は靈氣の降りるところだ。行って来たら」という。最近、娘が夕方、「大きな虫がいる」と騒ぐ。ムカデだと思う。夜、寝付けないので呼吸法をし、瞑想をしていたら急に「毘沙門天」と浮かぶ。毘沙門天を検索してみたら、ムカデが使いとされる。鞍馬寺は毘沙門天を祀る。

・どれくらい前からか、お祈りをする。ご先祖、守護霊、守護神への感謝、世界平和の祈りをする。守護神の時、青いいかつい仏が見える。<吉野の蔵王権現は青い姿>瞑想をするとぼんやりと毘沙門天の姿が見える。映像をみたら、そうかな、と思う。

・円聖修氏が自分を霊視し、絵を描いてくれた。お侍でちょんまげをつけ。はかま姿だった。

・山伏と靈氣のこと。湯湾の実家は神道のそばにある。実家に泊まると、「トイレが怖い」という子がいる。姉が実家に泊まっていた時、ラインで「怖い」と言ってきた。遠隔で光を実家に送るイメージをする。山伏っぽい人が実家にいる。靈氣の光を送る。シャンシャンと音をたてる。

・弟が夜空の写真を撮る。星はよく見ると瞳になっている。奄美に行き、湯湾岳(の風景)を撮る。弟の写真だけ、白いものが写る。大蛇か竜のような感じ。そういった写真を撮りがち。(いずみさんのきょうだいの)上も下もそう。

・(いずみさんは他人に)視えるでしょう、と言われる。(霊的な世界を)信じてはいるが、「自分は行かない」、と深いところで思う。分かりたい、という気持ちとそうなりたくない、という気持ちが奥深くにある。「これなにか」と思っても深く追求しない。寺社についても深くは調べない。人に聞いてもすっとぬける。

・宇宙にいるとき、シャーマンをしていたが、裏切られ、もう能力を使わないと思って生まれてきた。(シャーマンには)なりたくないが、そういったものごとは当たり前だと思って受け入れる。それを否定する人が不思議だ。

・目立ちたくない、隠れて生きていたい、という気持ちが強い。姉は霊感の話をする。霊感については姉に任せる、と思う。(自分は)ぼんやりすると、傍目には不思議ちゃんのような部分がある。姉に隠れる。

・視える人に「宇宙とつながる」と言われる。ヨガを始めたきっかけだ。視える人は「お姉さんよりすごいと思う」と言うが、目立ちたくない。

・「光が強いから(霊的なものが)寄って来る」と言われる。車を運転していたら「やばい、見つかった。もうここにはいられない」という言葉が浮かぶ。セッションの時、オーラ的なものをうける。

・会った人に忘れられる。子供の学校の保護者の会に行ったとき、「コーヒーか紅茶か」ときかれ、こたえたのに、出てこない。忘れられている。「ここにいない」となる。

・(霊的な)力があるなら、身近な家族のことをよりわかり、助けたい。

・仕事を辞めて2年半だ。9年勤めた。一人でいることが多い。社員が愚痴を言うことが多い。「これこれこう」と聞かされると結構きつくなる。息子の学校のこと、義父の介護などの重圧もあり、それで仕事を辞める。仕事を辞めて1、2か月後、同僚だった人に会ったら、「痩せたんじゃない。すっきりした」と言われた。むくんでいた。色々と危機すぎて、たまっていた。「こうしたらいい、ああしたらいい」と思っても伝えられない。感じていることを伝えられない。仕事を辞め、気力がない。1年して呼吸法、瞑想を始める。

・頭痛は子供の頃からずっとあった。食べずに寝込むのが減った。エネルギー的なものの影響かと思う。瞑想すると勝手に身体が動く。身体全体が動く。拝んだり後ろへいったりする。動きが踊りっぽい。つま先が引っ張られ、ヨガのポーズのようになる。やっている最中、身体が無くなるようになる。ふわーっとする。巫女さんのイメージもある。

・靈氣の先生もだが、身体が動き出す。人のエネルギーについて、チリチリした、という人がいるが、あまり感じない。エネルギーのつながりが感覚としてあるので、改めてエネルギーという感覚はない。エネルギーは常に流れている。自分の中ではそれが普通のように思う。手のひらを上にすると、自分のチリチリを感じる。手のひらを寄せたり遠ざけたりすると、力を感じる。

・円聖修氏とコンタクトをとったのは、「知りたい」という気持ちがあったからだ。

・(自分のことを)いい加減、という感じもある。組織の中で働けない。夫には「働いてほしい」と言われる。そっち(霊的な仕事の方面)へ行くのか、と思うが抵抗がある。いつか。

・現世に執着がない。いつ死んでもいい。結婚して子を産む。今生ですべきことは終わったと思う。この子たちがそれなりに大きくなり、家族を持つまでは生きると思う。長生きしそうだが、死ぬまで生きるか、生きているなら何をするか。

・子供を産むのが目的、というのは前世からかと思う。(前世の自分は)子を持たない尼か、クリスチャンだったと思う。自分のキーワードは「裏切られた」だ。姉の息子と遊んでいたとき、何かあると息子は母である姉のほうにいく。親子の絆は切っても切れない。それを求めていたと思う。付き合っていた人と別れたこともある。

・子供の時、将来の夢はわからない。「そんな先のこと」と思う。小1の時、(将来の夢は)お嫁さんというと、笑われる。結婚して子ができるのが今生の夢だと思う。物欲はなく、(何かもののことを)思ってもなくていい。食べるのは肉体を維持するため、面倒だと思った時期もある。あとは死ぬまで生きるだけ。

・知り合った人が幸せだといいと思う。幸せになってほしいと思う。

・小学校低学年で怒りの感情は出し切ってしまった、と思う。喜怒哀楽は小学校の中間の学年の頃に出し尽くした。マイナスの感情は、20代半ば、人を羨むというところまでいかない。腹が立っても自分に向う。もしかしたら相手を傷つけたかもしれない、と自分に向う。肉親に対してもそうだ。親を一人の人間と思う。母にはきかん坊ではっきりしていた。「学校へ行きたくない」と小3までバトルし、ある時期から(対立は)なくなる。反抗期もなく、親の言うことは受け流す。両親も人間だからしょうがないと思う。反抗、腹立ちがない。

※円聖修氏がいずみさんを霊視した時の絵(2019年6月26日付 インスタグラム)

  1. お姉さんのご紹介との事で来られた40代の女性。

    まず、オーラを見てますと左肩の所に黄色い光が見えてその中に小さいおじさんが見えました(笑)
    その小さいおじさんをアップに描いたのがこの絵です。
    オーラの絵は2枚目にあります。 「先生、実は瞑想をしてるとチョンマゲの部分だけ見える事があったんです、この方だったんだすね。」 そうですよ、左肩にちょこんと乗っかって、しっかりと見守っている。
    ご先祖様の中から選ばれた偉い方です。

  何か良いことあった時は感謝しましょうね!(^^)!

(インスタグラムからのコピーなので、画像が半分になっている)

  1. 奄美で出会った神高い女性の背後に見えたもの。


弥生時代風の姿をした方、土色のお面で顔を隠しています。
手に持った剣は権威を象徴しているかのようです。
その後ろには、船に乗った神々しい神々も沢山見えました。
私が神唄を歌うと、彼女は踊りだし「神の道のサイン」を出しました。
この方のお姉さんも神高い方で、私は一度霊視をさせて頂いてます。
奄美には、姉妹で神高く神棚を立てて拝んでいる人も多く、正に彼女も使命を持っていて、いずれ神棚を用意する事になりそうです。

奄美の写真(2019年10月)


1~7   おがみ山からの景色
8     おがみ山の下
9     鳥田(円氏のお兄さんの居酒屋)の店内の祭壇
10    みきの入った容器。芭蕉の葉で包み、藁縄でしばる
11~13   祭壇の細部
14~27   高千穂神社、水神
12日の頼子さんが成巫してから1年目のお祭りと七か所廻り
参加者(十人)
・円聖修氏(親神様)
・菅野頼子さん(子神様)
・奄美在住の四十代の女性Nさん
・奄美在住の四十代の女性Iさん(空港へ人を迎えに行く、七か所廻りから参加)
・熊本在住の四十代の女性Aさん(スピリチュアルな仕事をする)
・熊本在住の四十代の女性Bさん
・和歌山在住の四十代の女性Pさん(祖母がスピリチュアルな仕事をしていた)
・沖縄在住の三十代のバーテンダー(男性、円氏のサイトで申し込む、七か所廻りから参
加、沖縄では神社廻りをする、易学にも関心がある)
・福寛美
・田中千秋
28・29   12日早朝、頼子さんが米の山に線香を7本ずつ立てる。左回り
30     リンを鳴らし、今日のお祭りの成功を祈る円聖修氏
      皆、お祝いを三宝に盛られた米の山のところに置く
      頼子さんは鉢巻を締める。
      円氏はお神酒をいれ、祭壇に供える
      頼子さんが盃を円氏に差し出す。頼子さん、円氏が浄めをする
      盃が参加者にまわされる
31     酒でお浄めをする参加者、盃の酒を一口飲み、あとは手や額につけて浄める
      頼子さんがバケツの水につけてあったススキとミカンの束を持ってくる
32     円氏がロウソクに火をともす
      円氏が太鼓を取り出す
      手をあわせ、二回手をうち、礼をする。
今日の祭りがうまくいくように願う

33~37   円氏が太鼓を叩き、神歌を歌う。テルコガミの歌。
      頼子さんは軽く神がかり、ススキの束を振る。
      車で出発する。三月浜へ行く。
38~41   三月浜で、線香を立てるためにちょうどいい石を探す。平たい石
42・43   平たい石に米粉の団子を三個置き、線香を三本立てて火をともす
44     神酒(焼酎)を注ぐ
45~47   円氏、頼子さんが座った姿勢で海の神に祈る
48~56   円氏、頼子さんが立ち上がり、円氏の神歌で頼子さんがススキの束を振る

57     周囲の人々の祈り
58~60   円氏の神歌、頼子さんが神がかり、ススキの束を振る
61・62   神歌が終わり、円氏、頼子さんが海に向って礼をする
      昨年拾った海の石三個はなるべく遠くに投げて海に返し、新たに三個拾う。
      円氏の言葉「なるべく白い石」「サンゴではなく石を拾ってください」
63~65   石を拾う、海の水を汲む、頼子さんの自宅で祀る鏡を水につける
66・67   鏡と石を手に、海に向って礼をする
      車で出発する、浦上集落のクサト(川)に行く。
68・69   クサトで線香を立てる石を探す
70・71   平らな石に白玉団子(米粉の団子)を三個置き、線香を三本立てる
72~74   周囲に神酒を注ぐ
75・76   白玉団子の入っていた容器に川の水を汲みいれ、供える
77~91   円氏が太鼓を叩いて神歌を歌い、頼子さんがススキの束を振り、神がかる
92・93   神歌が終わり、川に向けて礼をする
94     去年拾った川の石三個を遠くへ投げ、新たに白い石を三個拾う
      川の水をくむ
      車に乗って名瀬の鳥田(円氏のお兄さんの店)に戻る
95~99   鳥田ではお兄さんがイリコと塩を入れた皿を手に、出迎えてくれる
      塩で浄めをし、イリコを一つずつ食べる

イリコは匂いがあるので、悪いものがよりつかない、という
100     祭壇に祝料理のお椀二つと白い豆腐が供えられる
101     祭壇の上方、天井にしめ縄と紙が貼られる
102     鉢巻をする円氏
103~105   祭壇のロウソク、米の山に線香をともす頼子さん
106・107   祭壇に供えられたお刺身、奄美の昔ながらの煮物、祝料理のお椀と豆腐
       手を二回うち、礼をし、太鼓をたたく
108~111   長めの祝詞(世のはじまり、のろのはじまり)を円氏と頼子さんが唱える
112~122   座った円氏が太鼓を叩いて神歌を歌い、頼子さんはススキの束を振る
       最初は座っていた頼子さんは、身体を上下にし、やがて立ち上がる
       神が少しのったあと、神歌で激しく動く
123・124   白濁したみきを椀二つに入れる
125~133   参集した人々が供え物を持ち、机のまわりを三周する。
       (みきの椀二つを盆に載せて持つ頼子さん先頭、餅、豆腐、煮物、赤飯)
       「神の名よ、上がれ」、と円氏が言って、頼子さん、円氏がみきの椀を持

134~136   円氏は戸の外、頼子さんは天井の白い紙に向う
       一、二、三の太鼓の合図でみきが投げられ、頼子さんのみきが紙に張り付

137      円氏、頼子さんが二礼、二拍手、お礼を述べ、太鼓を細かく叩く

二礼二拍手する

138     頼子さんが半紙で折ったハベル(蝶々)形
139     鳥田の店内の宝船
140・141   なおらいのご馳走を皆で食べる
142~145   七か所参りで使う白玉団子を丸める。丸めるのが上手な手つき
146・147   あまみこ神社

148      あまみこ神社の拝殿を開き、三つの白玉団子を置く
        米(祭壇の米の山から持ってきたもの)、酒瓶と水の口をあけ、供える
149~152   円氏が神様に挨拶をした後、太鼓を叩いて神歌を歌う。踊る頼子さん
153・154   空港から来た奄美の女性Iさんと沖縄の男性も一緒に写っている
155~160   アマンデー、たくさんの供え物がある
161・162   アマンデーに塩(袋から出したもの、鳥田の祭壇の塩と同じ)、米を供え

       米は祭壇のもの。酒の口を開き供える、白玉団子に線香を三本立てともす
163~165   円氏が神様に挨拶をし、太鼓を叩いて神歌を歌う。
166・167   アマンデーでの集合写真
168~174   鶏飯の名店のみなと屋、食事をする人々、妙なバイト募集の張り紙
175・176   蒲生崎の蒲生神社(神社の前に動物除けか、ネットがあって入れない)
177~180   ネットの前に塩、米、口を開けた酒瓶と水のペットボトルを供える
181~185   二礼二拍手後、神様に挨拶し、円氏が太鼓を叩き神歌を歌う。
       場所が狭いが、頼子さん以外にも神歌に反応を示す人が出てくる
186~188   蒲生崎の展望台からの風景
190・191   笠利崎、傍の草むらから円氏がススキを数本取って束ねるように指示する
192     笠利崎の灯台の上の柵のところに米、塩、口を開けた水・酒を供える
       強風のため、白玉団子と線香はなし(神歌前後の拝礼と拍手は以前と同じ

193~201   ススキの束を各自もち、円氏の神歌で祈る。反応する人が増える
202     安木屋場の蘇鉄
203     安木屋場の海岸の岩
204~210   安木屋場の海岸の平たい岩の上で円氏の神歌で祈る(七か所参り+α)
211     今井権現の鳥居
212     今井権現の上のノロの墓
213・214   今井権現の上の小高い場所、白い砂の山がある。神歌を歌う円氏と皆さん
215~219   今井権現のご社殿で円氏がお供えをし太鼓で神歌を歌う。反応する皆さん
220~225   今井権現のご社殿の壁に張ってある神様の由来、刀についての覚書
226~231   円集落、海岸近くの大岩や春分・秋分の日に太陽がかかるトンネルなど
232     平行盛神社の鳥居
233     平行盛神社のご社殿
234・235  ご社殿に供え物をする、白玉団子三個、線香は線香立てにたてる
      (榊がたくさん上がっているが、榊は他の方の供え物)
236~241  ご社殿の中で円氏の太鼓と神歌、祈る皆さんと踊る頼子さん
242・243  集合写真
244     平有盛神社の鳥居
245・246  平有盛神社のご社殿
247・248  ご社殿に入れないので、前に白玉団子三個に線香三本を立てともす

酒、水、塩、米を供える

249~259  円氏の太鼓と神歌、反応する皆さん
260~264  平有盛神社の上方にあるノロの墓、安政(江戸時代末)の年号、不思議な字
265~281  ノロの墓の前での皆さん
282     ノロの墓の前での集合写真
283~285  鳥田の店内、歌う円聖修氏と兄の田中博樹氏

※頼子さんの話
<円さんが太鼓を叩いて神歌を歌うと踊っていらっしゃいましたね、と言ったことに対し
て>身体が自然に動き、とても気持ちが良かったです。
※昨年の頼子さんと今年の頼子さん
昨年は成巫の緊張と、神様からのエネルギー(神がかり)の強さに圧倒されました。今
年は鳥田の祭壇の前、海の聖域、川の聖域で、ともに迫力のある様子でススキの束を振っ
て踊り、七か所でも気持ちの良さそうな様子をされていました。平有盛神社の上のノロの
墓のところで、和歌山のPさんが神がかりになった時、円氏の「頼子さん、あなたの神様
の言葉で語りかけてあげて下さい」との言葉に応え、神がかった時の神様の声でお話をさ
れており、円氏と頼子さんの親神、子神関係の確かさを思いました。
※ススキ
七か所は去年行ったのと同じところでした。円氏は、霊能力開発、ということで、途中
でススキを取るように皆さんに指示し、「ススキは神様が上から入ってくる導きになる」
と言われました。それで、聖地で円氏が太鼓を叩いて神歌を歌ったら、頼子さん以外もス
スキを振ったり動かしたりするようになりました。
 ススキはシバともいい、旧暦8月のシバサシ(沖縄の年中行事、シバの葉は側面が堅い
ので、不用意に触ると手が切れることがある、それで魔除けの力があるとみなされる、そ
の日、家々の軒先にシバをさす)は有名です。ススキはありふれた草で、奄美大島はじめ
南西諸島にも本土にもいくらでも生えていますが、今回の皆さんの様子を拝見し、ススキ
の呪性と「神と人をつなぐ力」を改めて考えました。
 また、植物を身に着ける神の姿、というのは南西諸島の文化の中に存在しています。蔓
草と泥を体中にまとうパーントゥ(宮古島)、全身に植物をまとうアカマタ・クロマタ(
八重山諸島)、植物を身に着け、仮面をかぶるボジェ(トカラ列島)などは草装(そうそ
う)の神、草装の仮面仮装神です。人が神になる時に植物を身に着ける、という文脈でも
、シャーマンとススキの束を解釈することができます。
※霊能力開発
 円氏は霊能力開発ツアーにあたり、「一週間前から肉、油、砂糖をぬくと霊能が開きや
すくなります」、「最もパワーのある七ヶ所の聖地を霊能の高いメンバーで周り能力を刺
激して開眼に導くという初の試みです」と発信されていました。また、「一人で修業する
よりも、霊能力の高い方とご一緒するほうが、霊能力がスパークします」ともおっしゃい
ました。皆さんのご様子を拝見し、なるほど、と思いました。
※青い空と霊獣
 安木屋場海岸を見下ろす高台で、頼子さんは肉眼で金色に光る龍神様の尻尾までご覧に
なったそうです。また、熊本のAさんも同じものをご覧になり、二人で盛り上がってお話
をされていました。
※和歌山のPさん
和歌山の女性は、途中(安木屋場海岸の後くらい)から「ススキを振って拝んだ後、ス
スキを回す手が止まらなくなった」と言われ、車の中でも手をしばらく回しては止まる、
を繰り返していました。最後の聖地は浦上集落の神社だったのですが、ご社殿の前で、神
歌にあわせてススキを動かした後、ご社殿の上の「ノロの墓」と言われているところへ行
きました。不思議な文字を刻んだ、江戸時代の年号(安政)の入った石碑がありました。
 和歌山のPさんはそこに来た時、気分が悪そうで、「大丈夫ですか」とうかがったら「大

丈夫」とおっしゃっていました。しかし、石碑に近付いたら、ススキを持たない両手を合
わせたまま、痙攣したようになり、立っていられずに座り込んでしまいました。円氏が支
えるように沖縄の男性に指示を出し、「頼子さん、あなたの神様の言葉で語りかけてあげ
て下さい」と言いました。そして円氏は、和歌山のPさんの背後の霊に、「お名前は何で
すか。もう、お話ができるでしょう。我々はあなたの味方ですから、お話をして下さい」
と言いました。しかし、Pさんはそのままの状態で、円氏は時々太鼓を叩きながら、「さ
あ、お話をしてください」と語りかけ、頼子さんは神がかったときの口調で、Pさんに話
しかけていました。
ヒーリングもする熊本Aさんが、彼女を励ますように、手のひらを彼女の首の後ろにあ
てていました。中々、話をしない彼女に、しばらくしたら円氏が「あなたは七か所のどこ
かの神様ですか?」と問いかけたら、彼女は首を振りました。「それでは、この方に縁の
ある方ですか?」と問いかけたら、彼女はうなずきました。円氏は「今日一日、七か所巡
りに一緒にきて下さり、ありがとうございます。この方を守っている方、この方に何かを
してほしいのですか?」と問いかけたら、彼女はうなずきました。「この方に、あなたの
していたことを引き継いでほしいのですか?」と円氏が問いかけたら、彼女はうなずきま
した。
少しして、円氏は「それでは、今はお話をされないようですから、お帰り下さい」とう
ながしました。そして、目を閉じたままの彼女に、「さあ、目を開けて下さい。まず目を
開けて」と言いましたが、中々彼女の目はあきませんでした。しばらくして目を開けた彼
女に、「さあ、今度は力を入れて立ちましょう」とうながしました。彼女は円氏に支えら
れて立ち上がり、「もう大丈夫です。皆さんの声は聞こえていたのに、身体が動かなかっ
たです」、「ああ疲れました」と言われていました。彼女のおばあ様は、カミゴトをされ
ていたそうです。そして、ご自分は時々、神社に行くと、憑依されたようになることがあ
る、と言われていました。そして「(霊は)おばあさんだと思います。頑固なんです」と
言われていました。
昨年の頼子さんの憑依状態にも驚きましたが、今回の和歌山の方にも驚きました。彼女
は、おばあ様のカミゴトをどうするか、色々と思うところがあって、今回参加されたよう
です。彼女の持って生まれたものが上手に生かせるようになればいいのだが、などと思い
ました。また全く余計なことですが、彼女はご自分の霊能力をよくご存じで、何かきっか
けが欲しくて参加されたのかもしれない、とも思いました。
 宗教文化は日本各地にあり、それぞれ似たところ、全く異なるところがあります。彼女
が和歌山の宗教文化の中で、ご自分の納得する方法で神様とつながり、お幸せになって下
されば、と思っています。